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大企業かベンチャーか 両方経験した人事が語る「大企業の魅力」

安定している大企業か、成長できるベンチャーか。そんなテーマは就活生の中でも語られることが多いはず。そこで今回、ベンチャー企業でキャリアを積んだのち、現在はパナソニックでキャリアを歩む、杉山さんにお話を伺いました。大企業・ベンチャー両方を見てきた杉山氏が語る「大企業の魅力」「これからの大企業の役割」は必見です!

2018.03.01.Thu

「大企業か、ベンチャーか」そんなテーマは就活生の中でも語られることが多いはず。

 

安定している大企業か、成長できるベンチャーか。でも、大企業は今や安全ではないと言われていたり、ベンチャー企業も様々なリスクが気になる…。そんな風に悩んでしまう人も多いのでは?

 

そこで今回は、ベンチャー企業でキャリアを積んだのち、現在はパナソニックでキャリアを歩む、杉山秀樹(すぎやま・ひでき)さんにお話を伺いました。

 

大企業・ベンチャー両方を見てきた杉山氏が語る「大企業の魅力」「これからの大企業の役割」。ぜひ参考にしてみてくださいね。

大企業とベンチャー、両方を経験した杉山氏が見た「大企業の仕事のやりがい」

—就職活動では「大企業、ベンチャーのどちらに行くべきか」という二元論が語られることも多いです。そんな中「もはや安定ではない」「成長できない」などと、大企業に不信感を持つ就活生も多い。

ベンチャーと大企業、両方のキャリアを歩まれた杉山様から見て、「大企業に就職する魅力」とはどんな点にあるとお考えでしょうか?

杉山:「大企業か、ベンチャーか」という問いには、論点として「仕事のやりがい」「成長」「安定」など、いろいろな点が挙げられますよね。なので、一つずつお話をしていこうと思います。

まず「仕事のやりがい」という点について。

私自身も、大企業でのキャリアを選んだ一番の理由は「仕事を通じた社会への意義」にやりがいを感じたことです。

前職のベンチャー企業に在籍していた時は、 当時としては一番若いGeneral ManagerとしてHRを統括していて、大きな期待を掛けていただきました。

「ベンチャー」と呼ばれる企業とはいえ、東証一部上場、直近10年の成長度は日本で5番目という会社で、本当に恵まれた環境でした。

—そんな環境から、大企業へと転職されたと。

杉山:子供が産まれたことをきっかけに「何のために働いてるんだろう」と考えるようになったんです。

子供は本当に大切な存在で、できることならずっと一緒に居たい。でも経済社会で生きている以上、仕事には行かなければならないし、そのために子供を朝から晩まで保育園に預けなければならない。

子供との時間とトレードオフする関係で仕事がある。じゃあ、子供と離れてまでする当時の仕事は心底やりたい仕事なのかというと、悩んでしまったんです。自分のキャリアにとってはよい機会をいただけていたと思いますが、その先に何があるんだろうな、と。

すごく悩んだんですが、突き詰めて考えたときシンプルにもっと「子供のためになる」仕事がしたいと思ったんです。

子供のためにと言ってもいろいろな形がありますが、私は、自分の子が今の私と同じ世代になって、家族を持ち、将来を考えるときに、今よりももっと幸せな生活を描けるような社会になっていてほしい、そのために力を注ぎたいと考えました。

「自分のキャリア」ではなく、「未来の社会に、自分の仕事を通じてどれくらい貢献できるか」を重視して働きたいと思ったんです。

日本の先行きには暗い話題も多いと感じています。超高齢化社会、エネルギー問題、食糧問題、財政問題、そんな社会課題がどんどん深刻化するだろうとも言われています。

そういった課題を解決し、30年後の社会に対して良い影響を与えることを考えると、やはりそこは大手の方ができることが多くある。

ベンチャー企業も新しい取り組みで課題を解決しようと努力をしていますが、その多くは売上規模で見ると数十億円から数百億円という世界観。数兆円という規模で物事に取り組み、大きな影響力を与えられるのは大企業の魅力です。

その中でも、どれだけ「未来の社会をより良くすること」に向き合っているかと考えたときに、パナソニックの目指す「A Better Life, A Better World」というワードが心に刺さり、まさにど真ん中で共感できる会社だったので、今のキャリアを選びました。

高い技術と豊富なリソースを使い、社会を変革する

—パナソニックというと「家電を作っている会社」という認識の方も多いはず。具体的には、どんな取り組みで社会に影響を与えているのでしょうか。

杉山:確かに学生の皆さんにとっては、生活で身近に接する「家電」というイメージが強いかもしれませんが、パナソニックにおいて家電の売上は25%程度しかありません。他には住空間や車載、法人向けの様々なソリューションなど、様々力を入れています。

車載の領域の取り組みのひとつに二次電池というものがあります。充電可能な電池のことですが、これは電気自動車のバッテリーなどに用いられています。

例えば自動車業界では、排ガス規制が強まる中で、ガソリン車から徐々に電気自動車(EV)への移行が始まっていますよね。その流れの中で使用される車載用リチウムイオン電池において、パナソニックは世界のトップシェア企業です。

ハイブリッドカーとして有名なトヨタのプリウス。その初代プリウスのバッテリーを提供していたのも実はパナソニックだったりします。

また、アメリカのシリコンバレーを拠点にする電気自動車メーカーのテスラ・モーターズという会社はご存知でしょうか。2017年4月には時価総額でGMを抜いてアメリカで最も時価総額の高い自動車メーカーにもなりました。そのテスラでつくられるEVのバッテリーはパナソニック製です。

大きな会社ながら、保有している技術力を通じて他の大手はもちろん、時代の先端を走るベンチャー企業とも協力しながら、より便利で持続可能性の高い社会を作り上げていく。そんな役割を担っています。

家電のイメージのパナソニックがなぜ車載用のバッテリーを提供しているのか。そこにパナソニックの強みがあると思っています。実は元々はパソコン用に展開していたバッテリーの技術を転用しているんです。

パソコンもそうですし、いわゆる「家電」のように日々使うものは、すぐに壊れてしまっては困りますし、高い安全性も求められます。そこで長年培った高い技術をベースとして持ち、そのDNAを他の分野に活用できている。それがパナソニックの強みです。

パナソニックは全世界で25万人いる大きな会社ではありますが、自社の強みのもと、未来に対しても積極的に投資をしています。1兆円の戦略投資や、新しい事業を立ち上げる社内の仕組みもあり、優れた技術と豊富な資金をもとに、仲間とともに未来の社会を作っていける。これは大企業ならではの魅力でしょう。

パナソニック株式会社、エントリーはこちらから

杉山さんが「大企業の成長」について語る、次回記事はこちら

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