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10年で100の新規事業を作り出す。「日本一働きたい会社」株式会社LIFULLの魅力とは

「日本一働きたい会社」と呼ばれ、また2025年までに100の事業を作り出すことを掲げるLIFULL社。 なぜ「働きたい」と言われるのか?事業を生み出すための秘訣はどんなところにあるのか?その魅力を伺いました。

2017.12.13.Wed

こんにちは、就プロ編集部です。

 

今回は株式会社LIFULL 執行役員、人事本部長の羽田幸広(はだ・ゆきひろ)さんにお話を伺いました。2025年までに100社の子会社設立、100人の経営者創出を掲げているLIFULL社。事業・経営者を育てるために、どんな仕組みがあるのでしょうか?

 

また同時に、多様な制度とカルチャーから「日本一働きたい会社」と呼ばれるLIFULL社。その魅力とは、どんなところにあるのでしょうか?

 

「やりたいことに全力で挑戦したい」「将来は経営者を目指したい」そう考えて就職活動をしている方には、必見の記事となっています!

「日本一働きたい会社」LIFULLってどんな会社?

—本日はよろしくお願いいたします。「日本一働きたい会社」と言われるLIFULL社ですが、まずは簡単に、会社の概要をご説明いただいてもよろしいですか?

羽田:よろしくお願いします。 我々は「暮らし」の領域で様々な事業を運営している会社です。

皆さまには、「LIFULL HOME’S」というサービスに一番馴染みがあるのではないでしょうか。

我々が創業した当初、不動産業界というのは消費者にとって不安・不満・不便など解消しなければならない課題が山積みの業界でした。たとえば、物件情報を調べるだけで、驚くべき時間と手間がかかってしまう。

そんな不動産業界を変革し、便利なものにしていこうと「HOME’S(現:LIFULL HOME’S)」という不動産情報サイトを立ち上げました。

今では会社も成長してきましたので、「LIFULL HOME’S」以外にも、社会の課題を解消し、暮らしをより豊かにするための事業をたくさん生み出していきたいと考えています。

中期的な目標として、2025年までに100社の子会社設立、100か国でのサービス展開、100人の経営者創出というところを掲げておりまして、新しい事業を次々に作り上げていこうというフェーズです。

また、事業を興し、大きくしていく中で、せっかく商売をするのであれば、お客様に対して高い価値を提供して幸せになってもらいたいという価値観を持つ会社です。

では「どうしたらお客様に幸せを感じてもらえるのか?」と考えた時に、我々は事業を通じて「安心」と「喜び」を感じていただくことだ、と考え、経営理念を『常に革進することで、より多くの人々が心からの「安心」と「喜び」を得られる社会の仕組みを創る』と定めています。

そんな経緯もあって、2017年の4月に、社名を「ネクスト」から「LIFULL」へと変更をしました。 LIFULLとは「LIFE」と「FULL」を組み合わせた造語です。

我々の活動・事業によって、世界中の人々の人生・暮らしから不安、不満、不便を取り除き、幸せで満たしていく仕組みを創るんだ、あらゆるLIFEをFULLにするんだ、ということを表しています。

—事業を通じて、様々な人の生活を豊かにしていくことが会社のビジョンなんですね。

「日本一働きたい」と言われているのには、どういった背景があるのでしょうか?

羽田:多くの人に「安心」「喜び」を提供することを掲げている会社ですから、もちろん、それを達成するための同志である、社員一人ひとりが幸せであることはすごく重要です。

そのためには、一人ひとりが自分の内側から湧き上がる「これをやりたい」という欲求である「内発的動機」に基づいて、思い切り挑戦をしている環境が大切。

そんな環境で働くことで強いやりがいを感じ、その分自分の力を発揮することができる、という状態を非常に重要視しています。

採用でビジョン・カルチャーフィットを重視する理由

ーお客様には「暮らし」領域の事業で幸せを提供する会社。社員にとっても、内発的動機を持って満足度高く仕事ができる会社ということですね。

聞いたところによると、新卒採用においても、そういったビジョンやカルチャーへのフィットをすごく重要視されているとか。具体的にはどのような採用をされているのでしょうか?

羽田:そうですね。先ほどお話しした「あらゆるLIFEを、FULLに。」という会社の方針にフィットするかどうかをかなり重視した採用活動を行なっています。

先ほども申し上げた通り、内発的動機づけに基づいて働いて欲しいと考えているので、弊社を志望してくれた就活生の方が、どんな所にモチベーションを感じるのか、どれほど強い動機を持っているのかということは凄く重要視しています。

例えば、「教育をやりたいです」という方がいる場合、その方がいつ頃から「教育をやりたい」と思ったのか。そして、その時から今日、この時点までにどんな行動・活動をしてきたのか。

そういったことを聞いていくことで、教育への本気度がみえてきます。

本気で「やりたい」と思っていることがあって、その「やりたいこと」のベクトルが弊社の方向性と合っているのであれば、その方が自分のやりたいことに取り組んで成果を上げてくれれば会社のビジョンの実現に近づくわけですから、合理的だと思っています。

そういう方に入社いただき、共に良い事業を作り、社会に大きな価値を提供できればいいなと思っています。

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選考を通じて「やりたいこと」を育てる

—なるほど…。でも「やりたいこと」が明確になっている就活生はあまり多くないのではと思うのですが…。強い動機を持っていないと、LIFULL社で活躍することは難しいのでしょうか?

羽田:私は「やりたいことは見つけるものではなく、育てるもの」だと考えているんです。

まずは「興味がある」程度でもいいと思うんです。そこから「やりたいな」「凄くやりたいな」「実際にやってみよう」という風に育てていけば良いんだと。

弊社の採用フローでは、「アドバイザー制度」というものを運用しています。選考をある程度通過した学生さん一人ひとりに、人事が専属のアドバイザーとしてサポートをさせていただく仕組みです。

アドバイザーは、面談やメール、電話などのコミュニケーションを通じて学生さんの「やりたいこと」を明確にしていきます。

最初は「今興味があることはなんですか」「就活での選社軸はなんですか」いうところから始まります。

その中で、「まだ行動に移せてはいないけど興味があるんです」という方に関しては、「これから本気を出して調べてみたら?」などと、興味をよりブラッシュアップするためのサポートをします。そして、その興味を実際に実現するためには、という点でお手伝いをしていきます。

—かなり手厚くサポートしてもらえるんですね。

羽田:そうですね。学生さんのビジョンの粒度にもよりますが、長い場合は3ヶ月程度、サポートを続けます。

週に一度は面談をして、直接会えない場合はスカイプや電話などで、定期的にコンタクトを取るようにしています。 そうして毎週、自分の「やりたいこと」を深掘りしていくんです。

—やりたいことの深掘りは、どういった所がゴールになるのでしょうか?

羽田:「やりたい」「興味がある」ということが明確になり、行動が伴うようになってくるところまでです。

目の前のことが本当に「やりたい」と思えるようになると、雰囲気や行動が変わります。話を聞いていても、そのことに対して気持ちが凄くこもるようになりますし、行動面でも、自発的に調査を進めて、実現可能性を探ったり。

そうして、自分がやりたいことが明確にブラッシュアップされてきたら、面接という場で、その「やりたいこと」がLIFULLという会社で実現できるのかどうかを確認する、という流れでサポートをしています。

—なるほど。そうやって、自分のやりたいことを育てていくんですね。

羽田:もちろん、一生涯をかけてやりたいことを育てましょう、というわけではありませんが、せっかく会社を選ぶのであれば今一番興味のあることをやる方が良いと思うんです。

先ほどもお話しした通り、弊社では内発的動機というものを重視しています。言われたことをなんとなくやるのではなく、自分が興味を持ち、強い意欲を持てるテーマに取り組むことで、力を発揮できる。

そのテーマが弊社の方向性とマッチしている方に入社をしてもらえれば、その人にとって非常にやりがいのある仕事ができると思いますし、その結果会社も成長する。

そういった観点から採用において、その方が弊社のビジョン・カルチャーにフィットしているか、というところを精査しています。

事業立案制度を通じて「やりたいこと」を実現する

—ありがとうございます。先ほどお話しいただいた通り、LIFULLはこれから100の事業、100の子会社を作っていく会社。やはり、社員の内発的動機づけから新規事業のタネが生まれてくるんでしょうか。

羽田:そうですね。弊社には、新規事業を提案できる「Switch」という制度があります。 「新しい事業を立ち上げたい」と提案してもらったプランに筋がいいものがあれば、資本金をプラン提案者に渡し、子会社の社長にして立ち上げをしていきます。

—具体的には、どういったフローで新規事業が提案されて、子会社が立ち上がるのでしょうか?

羽田:基本的には、2か月に1回新規事業プランのピッチイベントを行なっています。最初はスライド2~3枚で、大まかな環境分析を行い、ビジネスモデルを作って応募をしてもらいます。

そこで「筋がいいね」と評価されると、子会社の社長や事業運営経験者がアクセラレーターとして、一緒に事業案をブラッシュアップしていきます。

そうして磨いた事業プランを2次、3次審査として、社長やCSO(Chief Strategy Officer)などが評価をしていき、最終的に評価されたプランが、事業化の対象となります。

そこから事業を磨きあげ、子会社化する決裁が下りれば、数千万円の出資をして子会社が立ち上がるんです。

「事業責任者」ではなく「経営者」を育てる会社

—プランが評価されれば、本当に子会社を作ることができるんですね…!

羽田:そうですね。そこからは、好きなように進めていいよと。逆に言えば、経営者として責任を持って自発的に会社を前に進めてもらいます。

一つの例ですが、会社を経営する時には、社員に支払う給与の計算が必要ですよね。当社では、こういった給与の計算なども親会社は一切支援しません。

最低限こちらから社労士などの紹介はしますが、社労士にお願いをする形でも良い、自分で計算する形でも良い。そんな風にしています。

もちろん、社労士の方に頼むのであればコストがかかります。また、親会社にお願いしたい場合も、親会社に業務委託費を支払ってもらいます。

こういったバックオフィス業務も含めて、社長が自分で経営判断をしていきます。

これは一つの例ですが、社長として、経営にまつわる意思決定は全て自分で進めてもらう。売り上げを立てるためにはどうするか。経営にかかるコストはどうするか。雇用は、ファイナンスは。

そういった経営活動全てに責任を持ち、経営者として独り立ちしてもらうという仕組みです。

ーあらゆることに自分で責任を持つ。大変そうですが、実際に経験をできる場としてかなり鍛えられそうですね…。

羽田:そうですね。責任は大きいですが、私たちは、実際に経営をやらずして経営者は育たないと考えています。新規事業責任者を育てるのではなく経営者を育てる。そういった意味で、社長の意思決定を大事にしています。

苦労している姿も目にしますが、そうして彼らが成長することは、結果として会社の成長につながるんです。

「挑戦できないという言い訳をできない会社」LIFULL

—「やりたいこと」に挑戦して、それを実現できる環境が揃っている会社なんですね。

羽田:そうですね。昔、社長の井上と「挑戦できないという言い訳をできない会社にしよう」と話していました。

ですので、新規事業や子会社を立ち上げたいという人以外も、様々な挑戦ができるような環境作りをしています。自ら手を上げて、自らの意志で挑戦をする。

職種の壁を超えて、デザイナーから新規事業部へと異動した社員もいます。決められたジョブローテーションで職種を変えることはほとんどしません。

また、前年度の最終利益の1%を活動費に、勤務時間の1%を活動時間として、ボランティアなどの社会貢献活動に使える制度もつくり、事業を作ること以外の活動にも挑戦できるようにしています。

そんな環境によって、一人ひとりの社員が「やりたいこと」に挑戦して、世の中に「安心」や「喜び」を提供する。そういった会社を目指しているんです。

—ありがとうございました。「社会への価値」「社内への価値」を追求して、一人ひとりが挑戦できる環境のある、素敵な会社ですね。

LIFULL社のビジョンに共感を覚える方、「やりたいこと」に全力で挑戦したい方は、是非LIFULL社に接してみてはいかがでしょうか。

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