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戦略コンサル業界とは

企業の抱える課題に対して、解決策の提案から実行まで対象の組織の発展に寄与する業務を担うコンサルティング会社(一般にはコンサルティング ファームと呼ぶ)だが、戦略コンサルは文字通り、組織の戦略立案、経営上の課題解決に強みを持つ、あるいはそれを専門に行うコンサルティングファームのことである。

いずれの企業(ファーム)も少数精鋭のものが多く、未知の経営課題に対してその知識や思考力をもって解決策を提示することから「知の最高峰」とイメージされる場合も少なくない。プレゼン1本数千万円とも言われる世界で、まさに数あるコンサルティング業界の中でも、花形的ポジションにあると言える。

  • 市場規模

    • 日本国内のコンサルティング業界全体(戦略以外にも、会計・財務、IT、人材など含む)での市場規模は、2014年時点で、前年の2,868億円から7.7%増加し、3,090億円となっている。これは今後も順調に成長すると見込まれており、2015年で約3,200億円、2017年には3,500億円を突破すると見込まれている。

       

      戦略系コンサルティングファームは比較的短期間で少数精鋭で行うという事業(プロジェクト)の性質や、ITコンサルなどのようにシステムの導入や定期的な改善などの大きな収入源が無いという性質から、相対的に他の領域を専門にするコンサルティングファームよりも売上高が立ちにくい傾向にある。

       

      世界のコンサルティング業界市場は、10~20兆円の市場規模とも言われており、その中でIT・会計・業務といった比較的売上の立ちやすい領域を専門に扱っているコンサルティングファームが1兆円以上の売上高を誇り業界の上位を占めるのに対し、戦略コンサルとして最も高い売上規模を誇るマッキンゼーでも、83億ドルで全体の5位となる。尚、領域を除いたコンサルティング業界全体ではIBM(IT系)が178億ドル、アクセンチュア(IT系)が157億ドル、デロイト(会計系)114億ドルで売上高業界トップ3となっている。

       

      尚、国内の戦略系コンサル最大手であるドリームインキュベータの2016年の売上高は126.9億円であり、まだまだ世界の有名ファンドと比較すると小規模である。

  • 市場環境

    • 世界的に見てまだまだ相対的に小さい日本のコンサルティング業界市場だが、コンサル需要の増加により市場も拡大傾向にある。それに伴い、日本におけるコンサルティングファームの地位が向上している。

       

      従来は、世界を代表するコンサルティングファームにとって、日本支社(支店)はアジアにおける一拠点であり組織の中で重要なポジションではなかったが、近年ではその地位が向上している。世の中全体のグローバル化の傾向も相まって、日本企業の海外進出に関するプロジェクトも頻繁に行われるようになり、日本支社が主体となって海外オフィス(本社)を巻き込むプロジェクトも盛んに行われるようになってきている。

       

      そうして海外の大手ファームが日本に注力するようになった結果、日系の戦略系コンサルティングファームが煽りを受けている。国内最大手の1つであるドリームインキュベータは、2015年3期には133.4億円だった売上高が2016年の3月期には126.9億円まで縮小してしまっているなど、市場の拡大と同時に競争も激しくなっている。

  • 業界のよいところ

    • 世界最高レベルの頭脳集団とも称される戦略コンサルにおいては、その仕事の中で調査能力・論理的思考力・提案力といった、ビジネスに必要なスキルを高い水準で身につけることができる。

       

      また各企業のコンサルを担当するにあたり、その企業のみならず業界についての知見も深まっていくため、ある程度キャリアを積むと、例えば「製造業専門」「金融専門」といったように、得意領域を持つようになり、業界内でも顔が効くようになる。

       

      報酬面でも待遇が良く、有名ファームでは平均年収が1,000万円を超えることも珍しくない。

  • 代表的企業

    • コーポレートディレクションズ・ドリームインキュベータ・経営競争基盤(IGPI)・アビームコンサルティング・アーサーDリトル・ATカーニー・ベインアンドカンパニー・Strategy&(ブーズアンドカンパニー)・ボストンコンサルティンググループ・マッキンゼーアンドカンパニー・ローランドベルガーなど

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