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SIer業界とは

SI(System Integration、システムインテグレーション)とは、システムの企画・構築・設計・開発から保守・運用までを請け負う業務のことであり、これらを扱う企業のことを、SIの語尾に「er」をつけてSIerと呼ぶ。

業界内の企業は、大元がコンピューターメーカーである富士通やNECなどに代表される「メーカー系」、社内のシステム部門が独立した形のNTTデータや野村総合研究所などに代表される「ユーザー系」、上記に含まれない親会社を持たずに資本的に独立した日本ユニシスやSCSKなどに代表される「独立系」の3つに分類されることもある。

  • 市場規模

    • 2014年のSIerを含むITサービス業界の市場規模は6兆7,306億円と算出されている。前年の5兆6,857億円と比較すると実に18.4%も規模を拡大させている、大規模でありながらも成長過程の業界と言える。過去の推移を振り返ると、2005年ごろから堅調な伸びを見せ、2009年に一度減少するものの、総じて右肩上がりに規模を拡大させている。

       

      業界内に目を向けると、SI専業企業としては、NTTデータが売上高1兆5,118億円で業界内首位。メーカー系に分類される富士通・日立製作所・NECなどは母体が大きいため、売上高のみに着目するといずれも1兆円を超えるが、「SIer」としてみると最大手はNTTデータと言える。

       

      他には、ユーザー系の代表格である野村総合研究所(通称NRI)が売上高4,059億円、外資系の最大手である日本IBMは売上高8,810億円となっている。

  • 市場環境

    • マイナンバーやビッグデータ対応など、大型案件となりうる事案がいくつも上がっており、業界全体は繁忙期を迎えている。近年の景気回復も相まって、企業のIT投資意欲も向上しており、業界全体は向こう数年にわたって堅調な成長が期待できる。そんな中、業界内部では需要の拡大に伴い、相対的に人不足の傾向が高まっており、特に最新技術に精通している優秀な人材は企業間で引く手数多となっている。

       

      向こう数年にわたっては好景気が期待されているものの、中長期的には油断できない傾向も抱えている。近年導入が進んでいるクラウド化は、今後も普及率が上がっていくと見込まれるが、従来のサーバー・ソフトをセットで販売するビジネスモデルと違い、サーバーを販売しない分単価が安くなるため、売上の縮小が懸念されている。

       

      今後はこういった点を打破する新しいビジネスモデルの開拓も必要になるだろう。

  • 業界のよいところ

    • ITシステムは多くの企業のインフラとして不可欠なものであり、そういったものを扱う中で技術的なスキルを身につけることができる。また、SIerとしてシステムの構築に携わる中で、多くの業務に触れ合うことができる他、多様な業界の企業とも協業する中で、幅広い知見を身につけることができる。

       

      上流に近づけば近づくほど、企画レベルからプロジェクトに関与することが増えるため、ITコンサルタントに近い業務にも携わり企画提案に関わるスキルを身につけることもできる。

  • 代表的企業

    • 日本IBM・NTTデータ・富士通・NEC・日立製作所・野村総合研究所・日本ユニシス・伊藤忠テクノソリューションズ・SCSK・新日鉄住金ソリューションズ・オービックなど

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