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携帯キャリア業界とは

携帯キャリア業界とは、厳密には「電気通信事業者」に分類され、携帯電話・スマートフォンの電気通信サービスを提供する産業のことである。

日本国内においては、古くはウィルコム・イーモバイル・ツーカーなど、様々な企業が存在したが、現在では業界の再編が進み、吸収・合併などを経て、「NTTドコモ」「KDDI」「ソフトバンク」の3社が業界のほぼ全てを占めている。

  • 市場規模

    • 2013年度の携帯キャリア業界の市場規模は、10兆9,710億円である。1990年代から2000年代初頭にかけて堅調な伸びを見せていた携帯キャリア業界であるが、その後成長は鈍化し、近年では市場規模の推移は横ばいとなっている。

       

      これは日本の人口約1.3億人に対し、携帯電話・スマートフォンの契約台数も1億台を超え、2012年頃から普及率が100%を超えていることが背景にある。乳幼児や高齢者など、本当に全員が所有しているわけではないが、1人で複数台契約するケースも多くみられるため、このようなデータが出てきていると考えられる。

       

      業界内の構造としてはNTTドコモが売上高4兆4,612億円シェア40.7%で業界1位。次いで、KDDIが売上高3兆2,886億円シェア30.0%で2位、ソフトバンクが売上高3兆1,655億円シェア28.9%で3位となっている。

  • 市場環境

    • 携帯電話・スマートフォンの普及率が100%を超えており、今後国内の市場規模が右肩上がりに拡大していくとは考えにくいため、現在では各社間でのシェア(契約)の奪い合いが繰り広げられている。各社とも様々な料金プラン・サポートサービス・ネットワーク環境の充実など優位性を保つための対策を練っているものの、各キャリアで使用できる「携帯端末」に依存するところも大きい。2011年頃から「iPhone」が日本国内で展開されているが、最初にiPhoneが使用可能となったソフトバンクはその後数年間格段にシェアを伸ばしていた(2016年現在では3つ全てのキャリアからiPhoneは発売されている)。こういったケースからもわかるように、携帯電話・スマートフォンを製造しているメーカーとの関係性も重要になってくる。

       

      また、昨今は「格安スマホ」と呼ばれる商品も登場し、従来の携帯電話・スマートフォン市場に新しい商品が参入している。飽和状態に近い携帯キャリア業界であるが、今後は業界内でのシェアの奪い合いだけでなく、「格安スマホ」などの新規事業による市場全体の縮小とも戦っていく必要がある。

  • 業界のよいところ

    • 事業内容が「通信インフラ」という社会と密接に関連している事業のため自身の仕事が社会に与える影響や成果を感じることができる。各社とも認知度が非常に高く、いずれも大企業であり社会的な評価も高い。新規参入企業が目につくが、設備面で資金が必要であるなど、参入障壁が高いため、今後も3社の寡占状態が続くと考えられ、業界内で多少の変動はあれど、各社とも業績は安定するものと考えられる。

       

      また、3社とも比較的平均年収が高く(NTTドコモが807万円、ソフトバンクが680万円KDDIが730万円)高給取りの仕事であると言える。

  • 代表的企業

    • NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクなど

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