就プロ > 業界一覧 > 金融(保険)

COMPANY LIST

企業一覧

金融(保険)業界とは

保険は、終身保険・定期保険・養老保険等の人の生命に対する「生命保険」、火災保険・自動車保険等の物や救急・外来に対する「損害保険」、入院・手術等に対する「医療保険」の3つに分類され、それらのうちどれかを事業として営む企業を保険業者と呼ぶ。

保険業を営むには「生命保険業免許」か「損害保険業免許」を取得する必要があると保険業法によって定められており、それぞれの免許に該当する保険業のみ事業を営むことが可能となる。

また、「生命保険業免許と損害保険業免許とは、同一の者が受け取ることはできない。」とされており、双方の業界に参入することはできない仕組みとなっている。ただし、「医療保険」は生命保険・損害保険のいずれの免許を取得していても扱うことが可能である。

  • 市場規模

    • 「生命保険業界」の市場規模(総保険料収入)は、2014年度時点において、37 兆 2,223 億円(前年度比 107.2%)となっている。業界内に目を向けると、第一生命が保険料収入5兆4327億円で業界トップ。次いで、日本生命が5兆3708億円で2位。明治安田生命が3兆4314億円で業界3位と続いている。かんぽ生命保険は政府出資のため、一般にランキング等には加えないが、2015年度上半期の保険料収入は2兆7,467億円であり、業界内最大手の1つである。

       

      一方、「損害保険業界」の市場規模(総保険料収入)は、2013年度時点において8兆4,719億円となっている。2008年の金融危機によってそれまで堅調だった損保業界は一時業績を落ち込ませるものの、その後順調に回復し、2012年の時点でリーマンショックによる金融危機前と同じ水準まで業績を回復させている。

       

      業界内では、東京海上ホールディングス(保険料収入2兆8,707億円)、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(同2兆8,116億円)、NKSJホールディングス(同2兆2,689億円)のいわゆる「3メガ損保」が大勢を占めており、3社の合計シェアは93.9%にも及ぶ。

  • 市場環境

    • 生命保険は、国内での世帯加入率が9割を超えるなど、既に市場が飽和状態にあるほか、少子高齢化などの影響によって、頭打ち状態にある。

       

      そんな中、生命保険会社は、従来の終身保険・定期保険中心の収益形態から、医療保険・がん保険といったいわゆる「第三分野」の保険を収益の中心にする方向にシフトしつつある。近年では、従来の保険では加入が難しかった「持病のある人」でも入れる保険が発売されるなど、商品も多様化し、新しい競争が激化しつつある。

       

      損害保険については、少子高齢化に伴う人口減少や若者のクルマ離れなど、主力である自動車保険が苦戦状態であり、業界全体で見ると伸び悩んでいると言える。この市場の頭打ちを背景に、2010年ごろから合併など業界内の再編が進み、結果として、東京海上ホールディングス・MS&ADインシュアランスグループホールディングス・NKSJホールディングスのいわゆる「3メガ損保」が業界内を支配している。

       

  • 業界のよいところ

    • 保険業界は、全体的に給与が高く、特に「3大メガ損保」の平均年収はいずれも1,000万円を超えるなど、報酬面での待遇に恵まれている。また、営業成績によって支払われるインセンティブの割合が高い企業が多いため、自身の努力によって高い報酬を得られるようになるほか、成果が直接給与として支払われるため、非常に「やりがい」を感じることのできる業界だとも言われている。

       

      特に、生命保険業界は、顧客の資産形成やその人の人生設計に密接に関わる場合も多く、人とのつながりを感じたり、人に感謝されることに喜びを感じる場合、その機会に恵まれている。

  • 代表的企業

    • 東京海上ホールディングス・日本生命・MS&ADインシュアランスグループホールディングス・ソニーフィナンシャルHD(損害保険事業)・セコム(保険事業)・第一生命・日本生命保険・明治安田生命保険・住友生命保険など

Industry

他の業界

INDUSTRY LIST業界一覧

企業情報を探す