就プロ > 業界一覧 > 人材コンサル

人材コンサル業界とは

人材コンサル業界とは、企業に対して採用・組織・教育といった「人」にまつわるコンサルティングを行う企業のことである。人事コンサルとも言う。個人に対して、キャリアの相談や就職の支援などを行うコンサルティング業を指す場合もあるが、ここではキャリアコンサルとして分けて捉える(そちらについては「人材業界」を参照)。

総合コンサルティングファームが事業の一環として、人材のコンサルティングを行う場合から、人材コンサルに特化してコンサルティングを行う専門コンサルティングファームまで様々なものが存在する。

  • 市場規模

    • 他のコンサル業界(戦略、IT、会計など)と比較するとまだまだ市場規模は小さいものの、コンサル業界全体の市場規模の拡大に伴い人材コンサル業界の市場規模も拡大の傾向にある。

       

      人材コンサル業界の中でも大手企業の一つであるリンクアンドモチベーションは売上高を2013年度 223億円から、2014年には288億円に伸ばしており、成長の度合いを伺うことができる。

       

      一方で、多種多様な人材コンサルティングファームも今後は業界再編や淘汰などが行われるのではないかという推測もある。人材コンサルティングによって企業の人事制度改革などが普及し、もはや一般的な物になっていく中で、継続的な価値、新たな価値を提供できるかという部分が今後は重要になり得るだろう。

  • 市場環境

    • 近年では大規模ファームによる人材コンサルがその勢いを増している。日本における人材コンサル業の歴史は20~30年ほどと日が浅く、日本における人材コンサルのノウハウが確立されていなかったため、小規模ファームによる各々のサービスが展開されていた。また、日本独特の商習慣や日本人ならではの性格を理解する必要があり、海外のファームなどが簡単に参入できないでいた。

       

      しかし、近年では少しずつ知見を溜め込んできた海外の大規模ファームなどが徐々に存在感を増してきている。

       

      企業に人材制度改革などが行き渡っていく中でも、企業のM&Aによる組織の統合に伴って人材を改めてコントロールし直す機会なども増え、人材に関する大型プロジェクトも数を増し、それに対応できる大規模ファームが頭角を現している。

       

      「人」という定量的にコントロールのしにくいものに対して日本企業の日本におけるビジネスは、定性的な理解が深く一日の長があるものの、今後は海外大手ファームとの競争が激化すると予想されている。

  • 業界のよいところ

    • コンサルタントという仕事である以上、クライアントに貢献することが業務の目的となる。組織を作る「人」やその仕組みにアプローチすることで、クライアント企業の業績を伸ばし、企業の発展や日本経済の発展に寄与しているという実感を得ることができる点でやりがいを感じることができる。

       

      会計・財務のように仕事の成果が定量的に目には見えにくいが、「人」にまつわる業務によって良い影響を与えられるという点はやはり特別であると言えよう。

  • 代表的企業

    • マーサージャパン・タワーズワトソン・ヘイコンサルティンググループ・エーオンヒューイットジャパン・日本エス・エイチ・エル・リンクアンドモチベーション・リクルートマネジメントソリューションズなど

Industry

他の業界

INDUSTRY LIST業界一覧

企業情報を探す