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ECサイト業界とは

ECとは、Electronic Commerceの略で、電子商取引のことであり、eコマース、ネット通販などと言われる事もある。楽天、AmazonなどのようなWebサイト(オンライン)上で商品を販売するオンラインショップや、映像や音楽といったデジタルコンテンツのオンライン販売、金融商品のオンライントレード、ネットオークションなども、ECサイトに分類され、こういった事業を運営している企業群をECサイト業界と呼ぶ。

  • 市場規模

    • ECサイトは、前述のようにオンラインショップやネットオークションなど様々な業態が含まれるが、取引の主体によって、企業と消費者間の取引を行うものをBtoC、消費者間の取引を行うものをCtoCと分類する。

       

      BtoCのECサイトに限った市場規模は、2015年時点の日本国内の取引金額で(消費者向け電子商取引)13.8兆円である。これは2014年度の市場規模12.8兆円と比較しても+7.6%の成長であり、2010年(7.8兆円)と比較すると実に+76.5%の成長となっており、急成長中の業界であるということが分かる。

       

      これはパソコンやスマートフォンといった通信機器の普及や、それに伴うオンラインサービスの充実が背景にあると考えられており、今後も市場の拡大が見込まれている。今後、2019年にはECサイトの市場規模は20兆円を達成し、2021年には25兆円を突破すると見込まれている。

       

      業界内ではアマゾンの売上高が圧倒的に高く、世界全体で10兆,9,445億円、日本国内のみでも9,917億円と、1兆円近い売上を誇っている。国内では、アマゾンとならぶ二強の一角である、楽天の売上金額が高く、2014年度の5,986億円から大きく伸ばし、2015年度には7,136億円にまでシェアを拡大している。

  • 市場環境

    • 上記のように、EC業界は急成長している業界であるが、国内ではアマゾン・楽天といった、トップB to C企業が売り上げの上位を占めており、揺るがぬ地位を確立している。これらにヤフー!ショッピングやDeNAショッピング、ZOZOTOWN、Oisixなどを加えた大手EC業者による売上高のみで4兆円以上にもなると見込まれている。

       

      また、従来はB to Cのサービスが多かったのに対し、ここ数年でC to C(消費者 to 消費者)のサービスも急成長してきている。メルカリ、フリルなどのスマートフォン上でのフリーマーケットアプリは急速に普及しており、2015年の市場規模は3兆円を超えるほどである。

       

      メルカリは大規模な資金調達や海外展開などで業界を賑わせている他、LINE(すでに撤退)やZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイなど大手企業もフリーマーケットアプリに参入するなど、ネットショッピングやフリーマーケットの形式をとったCtoCサービスも競争が加熱している。

  • 業界のよいところ

    • 業界が成長過程にあり、今後とも堅調な業績が期待出来る。

       

      獲得できる専門性としては、いかにリッチなコンテンツを揃え、たくさんのユーザーを獲得するか、あるいはプラットフォームとしてのコンセプトをどうするか、といったような「Webマーケティング」の側面に光が当たりがちだが、一方で物流システムの整備やアライアンス、ECサイトに出稿する企業とのやり取りなど、地道な努力によって成り立っている面も強く、そういった下地作りに取り組むという意欲も必要である。

       

      今後はさらにECサイトの市場規模が拡大し、我々の生活により深く入り込んでくるということが想定されることから、一種のインフラとしての役割を果たす事にもなるため、社会全体を良くするというやりがいを感じる事もできるだろう。

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