就プロ > 業界一覧 > 金融(銀行)

COMPANY LIST

企業一覧

銀行業界とは

銀行とは、預金者から資金を預かり、それを企業や個人に融資という形で貸し付けることを事業とする間接金融機関である。銀行の業務には、預金者の資産を管理・保管する「預金(受信業務)」、企業や個人に資金を貸し出す「貸付(与信業務)」、振込や送金で債権や債務の決済を行う「為替(決済業務)」の3つの業務があり、これらを「固有業務」と称する。その他にも、債務保証、社債の募集・委託などの付随業務(銀行法で定められているもの)や、リース、信用保証等の「周辺業務」がある。

また、営業基盤の違いから、都市銀行・地方銀行・信託銀行などに分けられる。

  • 市場規模

    • 2013年度の銀行業界の市場規模は21兆9,352億円である。2000〜2006年頃にかけての業界内の合併・再編が落ち着き、2007年頃までの銀行業界は比較的安定していた。2008年はリーマンショックによる世界的な金融危機によってメガバンクと呼ばれる大手都市銀行を中心に赤字を計上したものの、その後は運用面での安全性が評価され、各社とも業績は回復。2013年の決算では三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの大手メガバンク3行が全て純利益で過去最高を更新している。

       

      業界内でのシェアは、三菱UFJフィナンシャル・グループが5兆1,761億円の経常収益で業界内トップのシェア23.6%。次いで、三井住友フィナンシャルグループが4兆6,418億円の経上収益で業界2位のシェア21.2%。みずほフィナンシャルグループが2兆9,277億円の経上収益で3位シェア13.3%となっている。

       

      このように3大メガバンクを擁する、上位3社によって全体の58.1%のシェアを獲得している。

  • 市場環境

    • メガバンクに関しては、グローバル化が進んでいる。2013年には、三菱UFJフィナンシャルグループがタイのアユタヤ銀行を買収。2014年には三井住友フィナンシャルグループがインドネシアの中堅銀行BTPNに出資しており、今後もベトナム・タイ・マレーシアなどの東南アジアを中心に海外展開の流れは加速する見込みである。

       

      また、国内に目を向けると、楽天やセブンイレブンが金融業界に参画したほか、ITを駆使したクラウドファンディングなどでの資金調達が可能となり銀行の融資業と競合するなど、他業界から金融業界への参入が相次いでいる。

       

      こうした背景を受けて、2015年に肥後銀行と鹿児島銀行が統合し(九州ファイナンシャルグループが発足)、2016年には横浜銀行と東日本銀行が統合する(コンコルディア・フィナンシャルグループが発足)など、地方銀行を中心に再び統合・合併の勢いが加速し、業界再編が行われる見込みである。

  • 業界のよいところ

    • 多額の資金を取り扱い、企業や自治体の未来を左右する融資業など、経営・経済などに直接的に働きかける銀行の業務は、その影響力の大きさからも非常にやりがいを感じることができると言われている。

       

      また、「高給取り」「安定職」というイメージの通り、3大メガバンクはいずれも平均年収が1,000万円を超えている。転勤が多い分、社宅などの福利厚生にも恵まれており、安定した職業であるというイメージに違わず、待遇面でも恵まれていると言える。

  • 代表的企業

    • 三菱UFJフィナンシャルグループ・三井住友フィナンシャルグループ・みずほフィナンシャルグループ・三井住友トラストホールディングス・りそなホールディングス・新生銀行・横浜銀行・ふくおかフィナンシャルグループ・北洋銀行・静岡銀行など

Industry

他の業界

INDUSTRY LIST業界一覧

企業情報を探す