就プロ > 業界一覧 > 自動車

COMPANY LIST

企業一覧

自動車業界とは

自動車業界とは、自動車及び自動車部品の製造・販売・関連サービスなどに携わる産業のことである。鉄鋼・ガラスといった原材料をはじめ、機械・物流・サービスなどの関連事業も多岐かつ広範囲にわたり、日本においても欧米各国においても漏れなく基幹産業の1つとなっている。

メーカーの企業数こそ多くはないものの、1社ごとの事業規模は極めて大きく、いずれの企業も国内有数の大企業となっている。特に日本の自動車は海外においても有名かつ評価されており、日本を代表する産業の1つであると言える。

  • 市場規模

    • 自動車業界の市場規模は2013年度で57兆7,339億円であり、国内出荷金額ベースでの成長率は+2.6%である。元々海外での売り上げ比率の高かった自動車産業だが、従来は欧米での売り上げがその中心であった。しかし、昨今は欧米諸国での売り上げが頭打ちになる一方で、中国や新興国のマーケットを開拓し、また売り上げを堅調に伸ばしている。

       

      2008年の世界的な金融危機により、一時国内・海外とも売り上げが急落したが、その後2012年頃からは円安の影響もあり、再び業績を回復させている。

       

      業界内では、トヨタ自動車が売上高25兆6,919億円でダントツのトップであり、約45%のシェアを獲得している。次いで、日産自動車・ホンダが売上高10兆円前後でシェア2位・3位に位置しており、その下にはマツダ・スズキ・富士重工業などの企業が2~3兆円の売上高で続いている。

  • 市場環境

    • かねてから、国内のみならず海外に大きなマーケットを有していた自動車産業だが、近年はその海外マーケットでの売上が主要となる傾向がますます顕著になってきている。これは、少子高齢化・人口の減少など、国内の市場そのものが縮小していることが背景にあると考えられる。

       

      また、海外といっても、従来は欧米への輸出が中心であったが、2000年代初頭からそれを中国や新興国に移していた。しかし、昨今ではその中国や新興国においても需要が伸び悩んでいることが伺える。これは、日本の自動車産業のみが問題を抱えているわけではなく、中国経済全体の成長が鈍化していることや、一時為替が円高に動いたことなどが要因として考えられる。

       

      また、国内の業界構造においても動きが見られている。2016年1月にはトヨタ自動車がダイハツ工業を完全子会社化することを発表するなど、従来の数多くの大手企業がしのぎを削っていた状況から業界が再編される動きが見え始めている。

  • 業界のよいところ

    • 自動車産業は、国全体の輸出に占める割合が高いこと(2013年は51兆9,710億円であり、全製造業の17.8%)や、関連産業の裾野が広いこともあり、基幹産業として国が積極的な産業の育成を行う傾向がある。

       

      また、働き手にとっても、魅力的な部分は多い。職種や勤務地・雇用形態も多岐に渡るため一概には言えないが、例えばトヨタ自動車であれば、平均年収は700~800万円と高く、また35~40歳前後で1,000万円の大台に乗ることも珍しくなく、福利厚生なども充実している。

       

      入社して5~10年(30歳前後まで)はある程度厳しい環境(残業・深夜労働など)もあり得るようだが、比較的労働環境は恵まれていると言える。

  • 代表的企業

    • トヨタ自動車・日産自動車・ホンダ・マツダ・スズキ・ダイハツ工業・三菱自動車・富士重工業・いすゞ自動車・日野自動車など

Industry

他の業界

INDUSTRY LIST業界一覧

企業情報を探す