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金融知識もデキるアピールも必要ない!?内定者が教える、外銀の面接を突破する秘訣

インターンも本選考の一部と言われる外資系投資銀行。5月を目前に、外資系投資銀行のインターン選考に向け対策に取り組む20卒の方も多いと思います。 そこで前回記事に引き続き、外資系投資銀行IBD内定者の田中さん(仮名)にインターン選考突破の秘訣を伺いました。外資系投資銀行インターンに参加したい方、必見の内容です!

2018.05.12.Sat

外資系投資銀行IBD内定者に「インターン選考」について聞いてみた

インターンも本選考の一部と言われる外資系投資銀行。

5月に差し掛かり、外資系投資銀行のインターン参加に向けて対策に取り組む20卒の方も多いのでないでしょうか?

そこで前回記事に引き続き、外資系投資銀行IBD内定者の田中さん(仮名)にインターン選考突破の秘訣を伺いました。

外資系投資銀行インターンに参加したい方、必見の内容です!

「スペックの高さ」「金融の知識量」は必要ない!?外銀選考、面接のコツとは?

ー前回記事でも少し触れましたが、田中さんはいつからインターン選考に取り組んでいたのですか?

田中:留学して帰国後の6月中旬からですね。

具体的には、外資系投資銀行・商社・コンサル・日系も含めた投資銀行部門や証券など幅広く申し込みました。

実際にインターンに参加したのは外資系投資銀行4社、日系IB1社、商社1社のインターンですね。

ー倍率100倍ともいわれる外資系投資銀行のインターンに4社も参加したんですね!

外資系金融のインターン選考突破の鉄則はなんでしょう?

田中:外資系投資銀行のインターン選考において一番の鬼門は「面接」。

この「面接」で失敗する人ってすごい多い。

多くの人は、面接で自分の「スペックの高さ」や「知識量」をアピールすべきと考えているでしょう。

しかし、実はインターン選考の面接を突破する上では「普通でいる」ことが重要です。

ーその、「普通でいること」とはつまりどういうことですか?

田中:要は、面接官と目と目を合わせて会話し、自分の「人間性」を伝えること。

例えばインターン面接では「大学で勉強している内容」や「大学時代何を頑張ったの?」等、きわめてオーソドックスな質問がされます。

それに対して、「自分が学生時代どういう思いを持って物事に取り組んでいたのか」であったり、そして「何をどのように頑張っていたのか」「組織の中でどういった役割を果たしていたのか」といった自分の「人間性」をちゃんと伝えるべきなのです。

外資系投資銀行インターン選考の面接では、自分の「人間性」を伝えよう

田中:なぜなら、直接人事の方から聞いたのですが、外資系投資銀行インターン選考の面接で見ているのは「能力」ではなく「人間性」だからです。

その理由としてインターンで行うワークは、企業のM&A戦略や事業戦略を立案する等非常に難易度が高いもの。

だから、企業側からすれば就活生にワークをさせれば「能力の高低」を見極められるわけです。

一方で、基本的にワークはグループで取り組み、最終的には社員の前で行うプレゼン用の資料作成をしなければならない。

なので、コミュニケーション能力や他者と協力して物事に取り組む協調性など、基礎的な人間力も求められる。

だから、「人間性」を面接では図りたいんです。

ー面接官の質問とちゃんと答え、素直に自分の人となりを伝えることが、インターン選考の面接では重要だと。

田中:そうですね。僕も何回か面接に参加しましたが、みんな意外と「普通」に喋れない。

面接で舞い上がって聞かれたことに対し長々と喋ったり、インターン参加を希望した理由を覚えてきて暗唱している人であったり。

JPモルガンの面接で、モルガンスタンレーと言い間違える人もいました(笑)

例えば、「聞かれたことに対し、結論から端的に答える」や「ネットで拾ったような言葉ではなく、自分の言葉で話す」「面接官の目を見て話す」。

こういった面接における初歩的なルールを守れているかいないかが、外資系投資銀行のインターン面接でも結局重要になりますね。

ー外資系投資銀行のインターン選考過程では、「英語面接」があると聞きます。やはり英語が高いレベルで喋れないと厳しいのでしょうか?

田中:英語がペラペラな学生でなくても大丈夫です。

結局英語面接も、面接官と意思疎通が取れているかどうかです。

別にたどたどしい英語でも伝わればいいんです。

発音とか文法が間違っていても、自分の言いたいことが面接官に伝われば良いはずです。

インターン選考の「面接」において、金融の知識は不要である

ー外資系投資銀行のインターン面接に臨むにあたり、金融に関する知識は持つべきなのでしょうか?

田中金融に関する知識は、インターン選考の「面接」では求められていないと思います。

夏のインターンは「あくまでも、学生にワークを通じて外資系銀行IBの仕事内容を体感してもらう」という趣旨です。

だからこそインターン選考の面接で、金融に関する知識量や自分の能力を過剰にアピールする必要はありません。

僕は、面接で「なぜうちのインターン行きたいの?」と聞かれた際は、

「何も仕事の実態を知りません。ですが○○という理由で興味はあるため、仕事の実態を知り、具体的に働き方のイメージを持てるように応募した」と本当に素直に伝えていました。

このように僕は「金融の専門知識に関しては何も知らない」というスタンスで外資系投資銀行のインターンに参加できました。

なのでむしろ下手に金融知識を知ったかぶりをするべきではないと思います。

例えば、大学の授業や研究で、専門的な研究をしていたならば話は別かもしれません。

しかし、付け焼刃の金融知識で「自分の能力」をアピールする必要は一切ないです。

外資系投資銀行の夏インターン参加後のフローとは?

ーインターン選考の段階で金融の知識は不要と。実際にインターンではどんなワークをしていたのですか?

田中:インターンのワークでは、まずクライアントに関する詳細な設定が与えられます。

大手製薬会社など、普通の会社が実在する企業がクライアントとして指定される。

その会社のIRを見た上で、グループでディスカッションを重ね、その会社がどの企業を買収すべきかを決める。

そして社員の前でプレゼンを行うというワークが王道ですね。

発展形だと、クライアント企業の企業価値最大化を目的に、資本提携や買収売却など様々な選択肢を考慮しながら、事業戦略を策定するワークもあります。

このインターンに参加した後、企業側が優秀だと判断した学生にはリクルーターがつく。

そして、社員の仕事内容や社風に関する情報を得るチャンスが与えられますね。

逆に、インターンのワークで能力が評価されないと、リクルーターはつけてもらえないですね。

―このリクルーターがつかないと、本選考で大きく不利になるのでしょうか?

田中:いえ、リクルーターがつかなくても絶望する必要はないです。

外資系投資銀行では、採用人数の内4割程度が夏のインターン参加者から採用される。

逆に残りは他の枠から採用されます。

夏のインターンに参加した後リクルーターがつかずとも、本選考に参加し内定をもらった同期もいます。

加えて、夏のインターンに参加できなくとも、その後の本選考で自動的に切られるわけではない。

インターンや夏休みを経て、どう自分の考えが深まったのか?またワークに参加して感じた、自分の弱みをどう克服したか?

こういった就活生個人の成長を企業側も評価してくれるはずです。

なので、結果がどうであれ外資系投資銀行の夏インターン選考は受けるべきです。

仮に夏のインターンに参加できずともまだチャンスは残されています。

それに、早期から選考を受け場数を踏めば、冬季インターンシップの選考や業界問わず実際の本選考が楽になると思うので。

ーまとめると、外資系投資銀行サマーインターンの面接では「普通」に会話し、自分の人間性を伝えることが重要と。

加えて、サマーインターンで落ちたとしても本選考で挽回できるということですね。

ありがとうございました!

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