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就職留年した19卒の慶應生が語る「結局就活は早くから始めた者勝ち」な理由

今年春から3年生になり、20卒の方も就活のことがちらほら頭に浮かんでいると思います。 中には「まだ就活は始めなくていいや」そんな方もいるでしょう。 私もそんな一人でした しかしその油断故に、就職留年をする羽目になりました。 「私と同じ失敗はしてほしくない」そんな思いから、就職活動を早くから始めるべき理由をお伝えします。

2018.04.19.Thu

「まだ就活始めなくていいや」と思っている20卒の皆さんへ

今年春から3年生になり、20卒の方も就活のことがちらほら頭に浮かんでいると思います。

中には、「ゼミ、サークルも忙しいし、就活を始めるのはまだいいかな」と感じる人もいるのでは。
私も1回目の就活時は、そう思っていました。

当時私が就活を本格的に始めたのは、3年生が終わりに差し掛かる3月を目前にした2月前半。
ゼミの研究に1月まで没頭し、その後のテスト勉強に追われていた、また「何とかなるだろう」という油断もありました。

結果、30社近き企業に選考で落とされ、なんとか一社から内定をもらえました。
ですが自分が本当に「行きたい」と思えなかった。

そしてもう一度、就活を行うことになりました。

20卒の方には、私と同じ轍を踏まないでほしいです

では私がなぜ一回目の就活を失敗したか。それは、就活に取り組む時期が遅すぎたことが一番の要因です。

そこで今回は私の経験談ベースで20卒の皆さんに、「就活を早く始めるべき理由」をお伝え出来ればと思います。

3月解禁以降の就職活動は想像を絶するほどハードである

まず本解禁以降の就活は皆さんが思っている以上にハードです。

そのため当たり前ですが、早期から準備すればするほど楽になります。

といっても、あまり本解禁以降の就活についてイメージが湧かないですよね。

では私個人の経験から本解禁以降の流れについてお伝えしようと思います。

3月1日以降大半の日系企業で説明会が解禁すると、私含め多くの就活生はほぼ毎日2社から3社の企業説明会に参加します。

もちろん住んでいる場所にもよりますが、1時間程度時間をかけ色んな企業の本社オフィスに向かいます。例えば朝10時から始める説明会に備え、8時頃に起床する。

その後2社目、3社目の説明会に出席すると夕方になるわけです。

一日の大半を説明会に費やし、疲れがたまっている状態で残りの空き時間を使ってESを執筆する必要に駆られます。

そしてESの締め切り期限も企業や業界によって隔たりがありますが、3月2週目に提出期限が訪れる企業も多くあります。

日系企業の大半は、3月の4週目ごろにESの一次締め切りを設けています。

もちろん、一次で全てのESが締め切られるわけではなく、2次・3次締め切りはもちろんある。

しかし一次にESを提出しなければ、企業側から志望度が低いと判断されかねません。

面接で「なんでESを一次で出さなかったの?」と詰められることも実際にありました。

それ故、私もそうでしたが多くの就活生は、3月中の一次ES締め切りに備えて、説明会に出席しつつ一日1社ペースでESを作成する必要があります。

そしてこのES執筆も非常に骨が折れる作業です。

ESで必ず志望動機は問われますが、志望動機を執筆するためには様々な論点を考慮する必要があります。

例えば、その企業で自分がやりたい仕事や夢は何か、なぜその業界なのか、業界の中でもなぜその企業なのか?

やりたい仕事は何かを考えるためには、自分の過去経験の中でやりがいや達成感を感じた経験を振り返る必要がある。

いわゆる自己分析が必要とされるわけです。

また自分がどういった強みを持っていて、その強みが対象企業のどの職種でどう生かせるかも考えねばなりません。

そして、自分が入社後どの仕事でどう活躍できるかを伝えるには、その企業の各職種の役割や具体的な仕事内容への理解など企業研究が必要不可欠。

つまり、ESの中の一項目でしかない志望動機を書くだけでも、考えるべきこと数多くあります。

できるだけ早くから企業研究や自己分析など様々な準備を3月解禁前に行わなければ、3月中に大きな負荷がかかる。

結果としてESやグループディスカッション、面接の準備が疎かになり得る。

そのため、できるだけ早期から就活を開始し、自分の志望企業を定める

そして面接やESの本格的な準備を行う必要があります。

就活を始める時期が早いほど、納得のいくキャリア選択ができる

これまでは、就活のハードさや行うべき準備量・作業量の多さについてお伝えしました。

ですが、就活を早期から取り組むべき理由の本質的な答えは、納得の行くキャリア選択を実現するためです。

まず全国にいわゆる「業界」は120以上あり、企業は421万社あります。

ですが就職できるのは一社だけ。と考えると、就活はほぼ無限にあり得える、選択肢を絞り込む作業ともいえます。

しかし、満足の行くキャリア選択を行うためには様々な論点が入ります。

例えば、自分の向き不向きや自分の好き嫌い、会社の社風が合うか合わないか。

こうした様々な論点を考慮し、自分に合う業界、企業を選ぶ必要があります。それ故、しっかりと自分に合った業界・企業を選ぶには、膨大な時間がかかる。

これを理解せず、遅くから就活を始めると罠にはまります。なぜなら、就活を遅く始めると、無理に業界、職種を絞り込み、途中でミスマッチが発覚する。

にも拘わらず修正不可能な状態に追い込まれる危険性が高い。

事実私もそんな状況に直面しました。

就活を始める時期が遅いと、ミスマッチが起きる可能性が高まる

私は、2月前半に「そろそろ就活始めるか」、そんな軽い気分で就活を始め出しました。

そこでクラスの友達に声をかけていくと、既にベンチャーやテレビ(これは稀ですが)の内定を持っている人もいて。

「このままだと就活ヤバい…どこからも内定もらえないかもしれない…」

そんな不安に駆られた中で、選考に勝つために頭に浮かんだのは「受ける業界を絞ろう」。

私が通う慶應大学は金融業界への就職が強く、周りにも金融を受けている学生が多かった。

また大学の授業で、金融論に近い学問領域を専攻していたこともあり、金融に多少の馴染みがあったこと。

自分個人の性格とか、「やりたいこと」「向いている仕事」などは正直あまり考慮しないままでした。

しかし、金融を受ける過程で私は大きな壁にぶつかりました。

まだ就活をされていない皆さんにはイメージが湧かないかもしれませんが、銀行の選考にはリクルーター面談という制度があります。

リクルーター面談とは、若手社員が自社と学生の志向性とのマッチングの判断をかね、就活生と面談を行う選考です。

四月頭から私はリクルーター面談を受け始めました。

そして何度か回数を重ね某メガバンクのリクルーター面談に臨んだ4月中旬、若手社員にこう言われました。

「話した感じ、君営業向いてなさそうだね(笑)」この一言は、僕の心に突き刺さりました。

なぜなら、銀行は基本的に入社後、窓口での営業もしくは法人向け営業でキャリアをスタートさせます。

つまり、「営業に向いていない」の一言は、銀行志望の私にとって「君は金融でやっていけない」と言われたのと同義でした。

ここで「本当に自分は金融でやっていけるの?」そんな不安が始めて芽生えました。

しかし、就職活動が佳境に差し掛かった4年生の4月中盤。今更他の業界を受けるには手遅れでした。

就活を遅く始め短絡的に金融業界に絞ったが故、自分の適性を考慮できなかった。

この「営業に向いていない」と言われたのが、解禁前の2月ならばまだ他の業界を見るチャンスはありました。

ここで、「金融に絞ったこと」を激しく後悔しましたね。

やはり就活を始める時期が早ければ早いほど、「無理に業界を絞り込み後悔する」という最悪の事態は回避できると思います。

就活を早くから始めれば始めるほど、自分の可能性は広がる

ここまで、就活を早く始めるべき理由として、「本解禁以降のハードさや作業量の多さ」「ミスマッチを防げる」の二点を上げました。

最後に私が一回目の就活を通じて体感したのは、就活を早く始めれば始めるほどキャリアの選択肢が広がるということ。

昨年6月のある日、三田キャンパスで高校時代の同期にたまたま遭遇しました。

話を聞くと、彼は11月に外資系金融機関から内定をもらっていたとのこと。

彼の話を聞く限り、彼は起業していたわけでもや学生団体を立ち上げていたわけでもない。

元々は、私と彼の能力値にそんな差はなかったはず。

しかし彼は3年生になる3月ごろから、外資系金融機関への就職を目的にOB訪問や選考の対策もしっかり行っていました。

一方で就活を遅くから始めた私は、そもそも外資系金融への就職という選択肢をきちんと考慮しなかった。

もし私も3年生になるタイミングで就活を本格的に開始すれば、彼のように外資系金融へ就職するチャンスがあったかもしれません。

早い段階で就活を始めなければ、準備が追いつかず内定をもらうこと事態が難しくなります。

そして外資系のように特殊な選考フローを持つ企業群を受けることすら叶いません。

例えば外資系の戦略コンサルや外資系メーカーは、サマーインターンが本選考の一部。

そして3年生の9月・10月頃からESや筆記試験が本格化し年末から年明けの時期にはもう内定が出たりするようです。

このような企業群への選考に参加し内定を獲得するには、夏休み前から本格的な選考対策を行う必要があります。

また民放のテレビ局などは3年生の12月から選考を始めるところもあります。

いくら3月に選考が本解禁されると言えど、早期から就活を始めなければキャリアの選択肢、可能性はどんどん狭まります。

まだ4月の大学3年の皆さんには、多くのキャリアの選択肢がある。

外資系コンサルに就職し、若いうちから経営の専門性を深める可能性もあれば、メーカーに勤めて世界を相手にしたビジネスを行うこともできる。

またテレビマンとして多くの人を楽しませ感動させる人生の選択肢もある。

自分の将来や可能性を潰さぬためにも、インターンへの応募やOB訪問を行う等、アクションを起こすようお勧めします。

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